危険個所の現地確認学習

平成27年4月27日(月)

まちづくり協議会総会の様子

平成27年4月27日(月)まちづくり協議会と山辺里小学校では、地域の子供達の安全・安心を守る取り組みとして現地確認学習を行いました。

これは、平成25年度に作成した安全確認マップの中で、危険個所とされている場所に行き、どんな危険があるか。そしてそこではどんなことに気を付けたらよいか、自分たちでルールを考えるというものです。

当日は、山辺里小学校児童、先生、保護者のほか、区長、公民館長、民生委員、地域のボランティア、まちづくり協議会など総勢280人の参加者が、各集落に分散し現地学習をしました。

現地では、上級生の司会のもと「ここには、どんな危険があるでしょう?」の問いに、「ここの用水は流れが速い」「雨が降ったらもっと水が増えるかも」など、下級生は様々な視点から危険を察知。

次に、「ここではどんなことに気を付けたらいいでしょう?」の問いに、子供達は「この近くで遊んではいけない」等のルールを決めました。

大人たちは、最後に「ここの用水はこんなに深いんだよ」「この用水路をジャンプをしていた危ない子がいたんだ。あとで、ひどく怒られていたよ」など児童の考えに補足やエピソードを加えていました。

こうして現地で学習したことを、各集落の公民館に持ち帰り、

「ここは○○な危険があったね。だから近づかないようにしようね。」

と最後は上級生が下級生を指導しながら内容まとめました。

教えられたことではなく、自分たちが考えたことで、記録にも、記憶にも残る学習となりました。

今回の学習は、実際に行った場所だけでなく、他の場所での危険察知能力の向上にもつながります。まちづくり協議会では、地域の宝である子どもたちの、安心安全の為、学校と地域が一体となった取り組みを今後も続けていきます。