門前川に住むめずらしい生き物たち

平成29年3月12日(日):「かんきょう講演会」開催

山辺里地区まちづくり協議会(かんきょう委員会)では、平成27年、平成28年に開催した門前川の水生生物調査「門前川調査隊」の開催結果など地域の生き物について知り、地区の自然について考えようと、富樫繁春さん(いわふね自然愛好会会長)

を講師に招き、「門前川に住むめずらし生き物たち」と題してかんきょう講演会を開催しました。

40人の参加者の中には、大人に混じってお魚好きの子供や門前川調査隊に参加してくれた隊員も。

講演では、新潟県には三面川流域と荒川流域にしか生息が確認されていない、巣を作る魚「トミヨ」が門前川に住んでいることや、「ホトケドジョウ」や二枚貝に卵を産んで繁殖する魚「キタノアカヒレタビラ」や「ヤリタナゴ」など絶滅の危険が高い魚が山田川にいることなどを生き物の写真を交えながら教えていただきました。そして、この環境は上流の自然豊かな山林によってもたらされていることを学びました。

最後に、山辺里地区の豊かな自然環境を保護するために私たち一人ひとりができることとして、外から生き物を持ち込まないこと、ごみを捨てないことなどを確認し、講演会を終了しました。