深刻化する有害鳥獣の実態

山辺里地区まちづくり協議会かんきょう委員会では、地区で深刻化している有害鳥獣の実態について知り、その対策や課題について探ろうと、かんきょう講演会を開催しました。講師は、村上ライスセンターの立ち上げに関わり、狩猟歴40年の、まさに農業と狩猟の専門家、瀬賀康夫さん(下相川)です。

講演では、ツキノワグマ、サル、数年前までには見られなかったイノシシの話などを中心に、ご本人の体験談を交えお話しいただきました。

ひと通り、お話を聞いた後は、フリートークの時間です。

 

「家の近くでは、果樹がハクビシンの被害にあって困っている」

 

「カラスは、春先に巣を壊すといいが、高いところに巣を作ることや、ハンガーや針金で巣を作るので、なかなか壊しにくいんだよね」

 

「柿の木や栗の木は新しいトタン板を木に巻くと、熊が木に登れなくなるので、被害を最小限に抑えることができるよ」

 

など、実際に参加者とやり取りをしながら、対策や地域の現状をより詳しく有害鳥獣について学びました。

また、市の有害鳥獣担当の小島主事から電気柵の補助事業のお話や、イノシシに有効な電気柵の張り方などの説明もあり、内容の濃い時間を過ごしました。

講演会で話し合われた主な内容

当日参加できなかった方のために、かんきょう委員で内容をまとめました。参考にご覧ください。