村上市では、市制施行後はじめてとなる第1次村上市総合計画を策定し、村上市の将来像を「元気“eまち”村上市」とし、重点的、戦略的に取り組むテーマとして「定住の里づくり」と定めています。
その推進手法に、「市民協働のまちづくり」を掲げ、地域と行政がお互いに知恵を出し合い、地域の特性を活かした活力ある地域づくりをすすめることとしています。
本計画は、山辺里地区の市民協働のまちづくりをすすめる上での中心的計画として位置づけ、お互いの助け合いやふれあいを大切にして地域固有の資源や特色を活かしながら、山辺里地区のみんなが「幸せ」を感じながら暮らせる地域づくりのための中長期的な指針となるものです。
協働のまちづくりの取り組みの初期段階では、まず、地域住民にその意義や内容を周知し、誰もがここに住んでよかったと思える地域づくりを、自らの手で作り上げていく意識の醸成が重要となります。徐々に取り組みの輪を広げ、発展的に事業展開するため次のようなサイクルで取り組みを実施します。
また、毎年度「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)」サイクルで事業効果を検証し、理想の将来像の実現を目指します。
平成24年度に立案した事業計画に基づき、山辺里地区固有の資源や特色を活かした新規事業の取り組みを実行します。理想の将来像と現実とのギャップを解消する具体策(真因)について、手順と行動策を考え事業を立案し実行します。
この頃になると、社会情勢や地域ニーズの変化などから、当初計画の見直しが必要になります。そこで、これまでの取り組みの重要度と事業効果をすべて評価し、 事業の見直しや改善を行い、さらに上のレベルの取り組みを目指します。